リソーが学校向けオンライン英会話事業を開始、セブ島に指導センター

 リソー教育グループのスクールTOMASは9月16日、学校向けオンライン英会話事業を開始すると発表した。フィリピンのセブ島ITパークに11月、関連子会社を設置する予定だ。

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 リソー教育グループのスクールTOMASは9月16日、学校向けオンライン英会話事業を開始すると発表した。フィリピンのセブ島ITパークに11月、関連子会社を設置する予定だ。

 スクールTOMASは、個別指導塾「TOMAS(トーマス)」のノウハウを生かした学校内個別指導塾「スクールTOMAS」を展開している。オンライン英会話システムを学校の授業・放課後に展開することで、さらなる学校教育のニーズを取り込み、難関校を含めて「スクールTOMAS」の導入校を増やす狙いだ。

 2011年度に小学校での英語教育が始まり、4年後の2020年度には必修科目になることが決まっている。文部科学省は、読む・書く・聞く・話すの英語4技能の習得を目標に掲げており、英語教育への保護者の関心も高まるばかりだ。また、低価格でマンツーマンの指導が受けられるオンライン英会話へのニーズも高まりつつある。

 スクールTOMASでは、日本との時差が少なく経済的メリットが高いセブ島に指導センターを設立し、英語が堪能かつ流暢なフィリピンの一流大学卒の講師と、日本の小中高校をオンラインで繋ぎ、完全1対1の英会話授業を提供するとしている。

《田村麻里子》

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