子どもの貧困対策、NPOなど86団体に約3億円支援
政府は10月25日、貧困の状況にある子どもたちのために活動する団体を支援する「平成28年度未来応援ネットワーク事業」において、86団体を採択すると発表した。支援総額は約3億1,500万円にのぼる。
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平成28年度未来応援ネットワーク事業では、貧困の状況にある子どもたちに寄り添った支援活動を行う公益法人、一般法人、NPO法人、そのほかボランティア団体などを対象に、6月27日~7月29日に公募したところ、535件の総額約18億3,997万円の申請があった。
申請のあった事業の中から、「計画性」「連携とその効果」「戦略的な広報」「継続性」の観点から審査を行い、86団体を採択した。支援額は1団体あたり平均約367万円、支援総額は約3億1,500万円にのぼる。
さまざまな学びを支援する事業では、十分な学習環境に恵まれない小中高校生を対象に、社会人や大学生などのボランティアサポーターが学習支援を行うNPO法人「Links」など28団体が採択された。また、衣食住など生活の支援を行う事業では18団体、居場所の提供・相談支援を行う事業では17団体が採択された。
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