暖房器具での子どものやけど・けがに注意…消費者庁
消費者庁は11月22日、11月から増え始める暖房器具での子どものやけどやけがに気を付けるよう呼びかけた。帰省や旅行などで住環境の変化の起きやすい時期のため、事故を防ぐための注意点、やけどの応急処置などについても紹介している。
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暖房器具等による6歳以下の子どもの事故情報は、平成21年以降357件寄せられている。その7割にあたる240件がやけどの事故だったという。事故は例年、11月から増え始め、12月から1月がピークになっている。事故は自宅以外に祖父母宅など外出先で発生したものもあり、冬休みで自宅以外に滞在することが増える時期なので注意が必要だ。
事故の原因を製品群別でみると、ストーブやヒーターがもっとも多く全体の約6割を占める。ついで、こたつ、加湿器、湯たんぽやあんかとなった。事故事例として、祖父母宅のストーブに手をつき水ぶくれができたというやけどから、実家の石油ストーブにつかまり立ちをしてIII度の熱傷。入院し、植皮出術を行ったという重い事例もあるという。
事故を防ぐための注意点として、床に置くタイプのストーブやヒーターは、安全柵などで囲み、普段から子どもを近づけない。子どもは湯気や音に興味を示すことがあるので、ストーブの上にやかん・なべを置かないなどをあげている。
湯たんぽやあんかは、低温やけどや湯が漏れたことによるやけどの事故情報が寄せられている。なお、低温やけどは大人より皮膚が薄い子どもの場合、重症化しやすいという。そのため、長時間同じ場所を温めないことが重要。皮膚が損傷を受ける温度と時間の目安は、44度では3~4時間、46度では30分~1時間、50度では2~3分。製品の使用上の注意をよく読み、就寝時布団が暖まったら布団から出すことが事故の予防策だ。
また、やけどの応急措置としては、熱が広がらないようにすぐ流水で十分に冷やすことが大切。冷やす際は水道水やシャワーなどで、やけどの部分を15~20分冷やす。着衣の上から熱湯を浴びた場合は無理に脱がせず衣服を着たまま冷やすこと。やけどが片足、片腕以上の広範囲の場合は、救急車を呼ぶか急いで病院へ行くよう呼びかけている。
消費者庁は、おもに0歳~小学校入学前の子どもの思わぬ事故を防ぐために「子ども安全メールfrom消費者庁」を毎週木曜日にメール配信している。配信はWebサイトから登録できる。
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