【センター試験2017】合否・ボーダーラインをチェック…過去は東大理3で95.56%ほか

 いよいよセンター試験前日。各予備校や受験情報サイトを参考に、「合格ライン」「合否ライン」「ボーダーライン」などの情報を掲載しているWebサイトを紹介する。試験終了後に利用し、志願の参考にしてほしい。

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 いよいよセンター試験前日。各予備校や受験情報サイトを参考に、「合格ライン」「合否ライン」「ボーダーライン」などの情報を掲載しているWebサイトを紹介する。試験終了後に利用し、志願の参考にしてほしい。

◆東進「東進ドットコム」大学入試センター試験 東進合否ライン一覧

 国公立・私立別に東進が算出するセンター試験の合否ラインを掲載する。傾斜配点における各判定得点の満点に対する比率を表す「得点率」に応じ、合格可能性80%以上をAライン、65%以上をBライン、50%以上をCライン、35%以上をDラインとして判定基準を示す。センター試験の得点を第一選抜段階にのみ利用する大学についても、センター試験得点で判定を表示する。

 1月12日時点で公開されている2016年データでは、東京大学の理科三類のAライン得点は860点で、得点率は95.56%。京都大学の医学部医学科のAライン得点は233点で、93.20%だった。年度に対応したデータ更新は例年1月下旬に行われているため、2017年データの更新も1月下旬となる見込み。

◆河合塾「Kei-Net」バンザイシステム、センター・リサーチ ボーダーライン一覧

 「バンザイシステム」は、河合塾のセンター・リサーチ参加者の自己採点結果に基づき、国公立大2次およびセンター試験利用私立大・同短期大への出願を支援する志望校合格可能性判定サービス。センター・リサーチへの参加は高校一括で実施することもあるため、希望する場合はWebサイトで確認しておきたい。「センター・リサーチ ボーダーライン一覧」は、センター試験受験者から寄せられた自己採点データーをもとに、国公立大2次試験や私立大センター試験利用入試への出願の目安となるボーダーラインを地域ごとに表にまとめたもの。

 2016年1月20日に公開されたボーダー得点は、東大(900点満点)は文科一類が792点、文科二類は792点、文科三類は792点、理科一類は810点、理科二類は810点、理科三類は837点。京大は法学部が765点(900点満点)、理学部が194点(225点満点)、医学部が230点(250点満点)だった。

 2016年はいずれのシステムもセンター試験終了から2日後の1月20日午後3時に公開予定だったが、実際は予定時刻より早く公開された。2017年の公開は1月18日(水)午後3時の予定。

◆ベネッセ・駿台「データネット2017」合格可能性判定基準

 A~D判定の判定基準(傾斜)、得点率(%)、900点集計のほか、1次通過情報などを掲載する。

 2016年の過去データでは、東京大学の合格可能性A判定をみていくと、文科一類は835点(得点率:92.8%)、文科二類は830点(92.2%)、文科三類は825点 (91.7%)、理科一類は840点(93.3%)、理科二類は840点(93.3%)、理科三類は855点(95.0%)だった。

 2017年の合格可能性判定基準の公開は1月18日(水)午後1時からの予定。

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 このほか、予想平均点の公開や試験当日に解答速報・解説を掲載するWebサイトもある。センター試験から志望大学受験までの期間に活用できるよう、センター試験後からさまざまな情報収集にあたりたい。

《佐藤亜希》

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