【センター試験2017】ベネッセ・駿台「合格可能性判定基準」公開、得点調整なしか
データネット2017は1月18日、各大学の合格可能性判定基準を公開した。東京大学理科三類の合格可能性80%の得点は855点、得点率は95.0%。また、46万人によるセンター試験自己採点の最終集計より、得点調整実施の可能性は低いと予想される。
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データネット2017は、駿台予備学校とベネッセコーポレーションが提供する大学入試センター試験自己採点集計。2017年度データネットの最終集計は、46万2,247人にのぼる。
合格可能性判定基準は、各募集単位のセンター試験配点(傾斜配点)合計での合格可能性をA~Dの4段階で示している。また、満点に対する比率「得点率」や、傾斜集計の判定基準を900点満点に換算した判定基準「900点集計」、2段階選抜における「1次通過情報」などを掲載している。
東京大学のA判定(合格可能性80%の得点)は、文科一類が835点(得点率:92.8%)、文科二類が835点(92.8%)、文科三類が830点(92.2%)、理科一類が840点(93.3%)、理科二類が840点(93.3%)、理科三類が855点(95.0%)。
京都大学のA判定は、文学部人文学科が230点(得点率:92.0%)、法学部が248点(91.9%)、理学部理学科が210点(93.3%)、医学部医学科が238点(95.2%)などとなっている。
得点調整の実施について、46万2,247人によるデータネットの最終集計より、各科目間の平均点差は20点以内に収まっていることから、現時点での得点調整実施の可能性は低いという。得点調整の実施の有無については、大学入試センターが1月20日に発表予定。
このほか、データネット2017では、センター試験の問題講評や平均点情報、個別試験出願に向けたアドバイス、各大学の動向データ、国公立大学の合格発表日一覧などを掲載している。
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