27歳日本人が世界一、英語教育ティーチャーアワード2017受賞
ロンドンに本社をおく教育企業Pearson(ピアソン)が主催した「英語教育ティーチャー・アワード2017」に、27歳の若手英語教師・嶋津幸輝氏が選出された。First Prizeに選ばれた5名のうちのひとりで、アジア・オセアニア地域で唯一の受賞者となった。
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英語教育ティーチャー・アワードは、世界でもっともイノベーティブな英語教育を実践する英語教師に贈られる賞。今回は108か国から集まった1,395名の応募者の中から、First Prizeとして地域別受賞者5名が選出された。そのうちアジア・オセアニアの受賞者となったのは、27歳の若手英語教師、嶋津幸輝氏。
嶋津氏は、高校時代に海外進学塾を立ち上げ2014年に売却。現在は、ロンドン大学教育研究所応用言語学修士課程で英語教育の研究を進め、世界6か所に拠点を置く教育ベンチャー「タクトピア」にて英語教育プログラムの開発責任者も務めている。青山学院大学在学中にオックスフォード大学ELT研修に最年少参加、卒業後にケンブリッジ英語教員国際資格を取得している。
嶋津氏の今回の受賞においては、ハーバード大学・マサチューセッツ工科大学・ロンドン大学などから学生を日本へ招致し日本全国の中学・高校で英語キャンプを主催している活動や、英語教育における映像教育を推進する活動が評価された。First Prizeには、嶋津氏のほか、モロッコ・ポーランド・アメリカ・アルゼンチンからそれぞれ1名が選ばれた。
受賞者は、4月4日~7日までの4日間、英国Glasgowで開催される英語教育学会IATEFLおよび米国Seattleで開催されるTESOLに招待される。
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