ノートン「ネットいじめ対策親子ガイドブック」話し合うきっかけに
セキュリティソフトのノートンは2月8日、ネットいじめについてのコンテンツ「ネットいじめ対策親子ガイドブック」を公開した。特設サイト「ノートンmeetsドラえもん」に掲載されており、いじめの事実や兆候を見逃さず、どう声をかけたらよいかを学ぶことができる。
生活・健康
保護者
advertisement

セキュリティソフト「ノートン」を提供するシマンテックは、2016年に日本市場における「ノートン セキュリティ」最新版の提供開始にあたり、ブランドキャラクターオンラインセキュリティのアンバサダーとして「ドラえもん」を起用。特設サイト「ノートンmeetsドラえもん」にて、ムービーや製品についてのPRなどを行っている。
公開されたガイドブックは全16ページで構成され、イラストはすべて、ネットいじめを受けた11歳~18歳の子どもが描いているという。親子に向けた会話の手引きとなっており、「ネットいじめ」とは何か、媒体と手口、ネットいじめの兆候、ネットで使われている俗語などについて記載している。
ガイドブックによると、ネットいじめが深刻である理由の1つが、学校を卒業してもいじめが終わらない点だという。「テキスト/オンラインメッセージや電子メールを受信すると、びくびくする」などの兆候をまとめた10項目のうち1つでもあてはまれば、ネットいじめについて子どもと話すよう勧めている。
また、子どもがネットいじめの問題をどのように受け止めているかを理解して、うまく会話を切り出すためのヒントも紹介。このほか、ネットで使われている俗語も掲載されている。「宇座井」「出部・D部」「リプ」など、大人の知らない用語を知っておくことで、ネットいじめの危険信号を見つけやすくなる。
ガイドブックでは「子どもを守る最善の方法は、いじめがどのようなものかを知ること」と記しており、大切なことは話し合うことだという。自分の子どもが被害者となった時はもちろん、気づかないうちに加害者の立場になっていないか、身の回りにネットいじめが起きていないかを知り、話し合うきっかけに役立つガイドブックとなっている。
《黄金崎綾乃》
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement