プロジェクター「ワイード」曲面黒板対応モデル発売、現行モデルは値下げ
黒板メーカーのサカワは、一般的な黒板にほぼいっぱいの映像を投影するウルトラワイド超短焦点プロジェクター「ワイード」の曲面黒板対応モデル「SP-UW360iR」を発表した。発売日は3月6日の予定。新製品の発売に合わせて、現行モデルは価格を値下げする。
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
「ワイード」は、学校の教室にある一般的な黒板のほぼ全面、約120~140インチに映像を投影できるプロジェクター。アスペクト比はワイド版の16:6だけでなく一般的なプロジェクターの投影サイズである16:9、4:3にも対応している。
プロジェクターを黒板の中央に設置するだけで、80インチ程度の投影画面を左・中央・右へとスライドできる「デジタルスライド機能」付。レーザー光源の採用により約2万時間の光源寿命でランプ交換の手間とコストを大幅軽減し、影ができにくい超短焦点モデル。壁からプロジェクターまで、わずか58.6cmの距離で投影できる。
「SP-UW360iR」は、新たに湾曲した黒板に投影した際の画面の歪みを補正する「曲面補正機能」を実装し、曲面黒板での使用を可能にした。画角はリモコン操作で簡単に調整可能。
また、HDMIとHDMI、またはHDMIとVGAの2系統を同時に出力できる「PIP-PBP機能」を実装。教師と生徒のタブレットを同時に並べて表示したり、電子黒板と実物投影機を1つの画面上で表示して使用するといった、ワイド画面ならではの使い方を可能にした。
「SP-UW360iR」の市場想定価格は45万円前後。新製品の発売に合わせ現行モデルの「SP-UW360i」は、市場想定価格52万円前後から38万円前後に価格を改定し、在庫限りの販売とするという。
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