法政大女子高が国際バカロレア校に認定…2018年4月新入生より募集

 法政大学の付属校である法政大学女子高等学校が、IBO(国際バカロレア機構)よりIB(国際バカロレア)のDP(ディプロマ・プログラム)を実施するIB World Schoolに認定された。定員20名程度のIBコースを新設し、2018年4月新入生より募集を行う。

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法政大学女子高等学校
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 法政大学の付属校である法政大学女子高等学校が、IBO(国際バカロレア機構)よりIB(国際バカロレア)のDP(ディプロマ・プログラム)を実施するIB World Schoolに認定された。定員20名程度のIBコースを新設し、2018年4月新入生より募集を行う。

 IBDPは、IBOが認定する国際的に認められた16歳~19歳対象の2年間の教育プログラム。IBDPを履修し、世界共通の最終試験を経て所定の成績を収めた学生は世界100か国以上の2万を超える大学への入学資格や受験資格となる「IBディプロマ(国際バカロレア資格)」が取得できる。

 IBには対象年齢やプログラム内容別に4つのプログラムがある。文部科学省のWebサイトによると、2016年12月1日現在、IBの認定を受けている学校は世界140以上の国・地域において4,677校。そのうちDPに認定されているのは世界3,107校。国内では28校がDPに認定されており、うち一条校は14校となっている。神奈川県の一条校でDPに認定されたのは今回が初めてのこと。

 法政大学女子高等学校は、文部科学省の2015年度スーパーグローバルハイスクールに指定されるなど、国際化に対応する学校改革を実行してきた。2018年度からは「法政大学国際高等学校」と名称を変更し、男女共学となる予定。

 IBDPの認定を受け、新たに定員20名程度のIBコースを設け、2018年4月新入生の募集を行う。詳細は順次発表していく予定。

《畑山望》

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