国立大「教育の国際化目標」達成状況、H27年度派遣留学生は3.9%

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日本人学生留学者数・比率
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 国立大学協会は2月20日、平成32年(2020年)までに掲げた「教育の国際化目標」の達成状況調査の結果をまとめ公表した。日本人学生の海外留学者数の平成27年度実績は3.9%。数値目標では、平成32年までに5%を目指している。

 国立大学協会では、平成25年3月8日の教育・研究委員会の決定により、国立大学における教育の国際化の更なる推進を目指した、教育の国際化の数値目標を掲げている。同協会では数値目標の達成状況確認のため、平成28年11月8日~12月19日にかけて、国立大学86大学を対象とした4回目のフォローアップ調査を実施した。

 日本人学生の海外留学について、平成27年度実績は、学部生1万5,467人で3.5%、大学院生6,962人で5.3%。合計2万2,429人で3.9%だった。数値目標では、平成32年までに派遣留学生割合を学部と大学院合わせて5%としている。

 平成32年度の数値目標を10%としている外国人留学生の受入れ割合は、平成28年11月1日現在、学部1万2,543人2.8%、大学院2万9,612人18.8%。合計では、4万2,155人6.9%。

 平成23年度の比率を倍増させた6.4%の達成を目指す外国人教員数は、平成28年5月1日現在で、本務者2,791人4.3%。平成24年度からの倍増を目指す英語での授業実施科目数では、大学目標値7,422科目、大学院目標値1万6,136科目に対し、平成28年度は大学5,449科目、大学院1万6,024科目となった。

 また、国際化に関連した数値目標を設定している大学数の倍増も目指している。それぞれの平成28年度大学数では、外国人留学生数に関する数値目標を設定している大学は、目標値86大学に対し62大学。日本人学生の海外留学者数に関する数値目標を設定している大学は、目標値74大学に対し66大学。外国人教員数に関する数値目標を設定している大学は、目標値56大学に対して31大学となっている。

 第4回調査より、新たに「留学生宿舎の整備」「寄附等による大学独自の奨学金制度の導入」「留学先大学で履修した科目に関する単位認定」の実施状況についても調査した。フォローアップ調査の結果は、国立大学協会Webサイトより確認できる。

《勝田綾》

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