新築マンション、購入理由は「子どもや家族のため」が最多
リクルート住まいカンパニーは3月15日、首都圏と関西圏の新築マンション契約者動向調査の結果を発表した。2016年の平均購入価格は首都圏が5,081万円、関西圏が4,094万円といずれも調査開始以来最高額。購入理由は「子どもや家族のため」がもっとも多い。
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新築マンション契約者動向調査は、新築分譲マンション契約者の購入物件・購入行動・購入意識など購入動向を把握する目的で実施。首都圏は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の新築分譲マンション購入契約者を対象に実施し、4,294件の有効回答を得た。関西圏は大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県の新築分譲マンション購入契約者を対象に実施し、1,355件の有効回答を得た。集計対象期間は2016年1月~12月。
首都圏の平均購入価格は5,081万円と2001年の調査開始以来最高額であった。世帯主の平均年齢は38.2歳、契約者のライフステージは「子どもあり世帯」が45.5%を占める。契約世帯全体における共働き世帯の割合は54.7%で、子どもあり世帯の共働き比率は51.7%と2001年(24.7%)の2倍以上に増加している。
また、住まいの購入を思い立った理由は「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」が43.5%ともっとも多い。ライフステージ別にみると、「子どもや家族のため」は子どもあり世帯で68.1%にのぼる。購入物件所在地別にみると、東京都下では「子どもや家族のため」が52.4%と全体に比べて高い。
一方、関西圏の平均購入価格は4,094万円と調査開始以来最高額であった。世帯主の平均年齢は39.5歳、契約者のライフステージは「子どもあり世帯」が40.4%を占める。購入理由は「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」が38.8%ともっとも多い。
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