ロボットの国際大会「World Robot Summit」でPepper採用

 ソフトバンクグループとソフトバンクロボティクスは4月10日、World Robot Summit 2020において、ジュニアカテゴリーのスクールロボットチャレンジで使用するプラットフォームロボットに人型ロボット「Pepper」が採用されたと発表した。

教育ICT その他
World Robot Summit
World Robot Summit 全 2 枚 拡大写真
 ソフトバンクグループとソフトバンクロボティクスは4月10日、2020年10月上旬に愛知県国際展示場で開催されるロボットの国際大会「World Robot Summit 2020」において、ジュニアカテゴリーのスクールロボットチャレンジで使用するプラットフォームロボットに、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が採用されたと発表した。

 「World Robot Summit」は、世界が注目する高度なロボット技術を集結させて、さまざまな課題を解決する国際大会。人々のロボットへの理解を深め、ロボットの活用に関する積極的な議論を誘発し、具体的な利活用方法が生み出される機会となることを目指す。

 会場では、競技大会と展示会が開かれる。競技大会は、「ものづくり」「サービス」「インフラ・災害対応」の3カテゴリーの計6種目に、「スクールロボットチャレンジ」「ホームロボットチャレンジ」のジュニアカテゴリー2種目を加えた全8種類を実施。また、展示会ではロボット導入の事例を紹介する。

 ソフトバンクグループは、社会貢献活動の一環として、子どもたちへのプログラミング教育の早期普及に向けて取り組んでいる「Pepper 社会貢献プログラム」で得た知見を活用し、Pepperや技術サポートなどの無償提供を行い、「World Robot Summit 2020」に協力するとしている。

 Pepperが採用される「スクールロボットチャレンジ」は、学校で必要とされる活用方法とそれを実現するアプリケーションの開発を、上限19歳のチームで競う種目。なお、Pepperは、2018年10月17日~21日に東京ビッグサイトで開催のプレ大会「World Robot Summit 2018」から活用される予定だ。

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集