新歓シーズン、明大・早大が飲酒事故防止を呼びかけ

　新入生歓迎コンパシーズンを迎え、明治大学はWebサイトで公開している「明大SNSスタイル」に、飲酒事故防止を漫画で解説する事例集を掲載した。早稲田大学では、新入生全員に毎年アルコール体質判定セットを配布するなどの取組みを行っている。

生活・健康大学生

2017.4.11 Tue 16:45

　新入生歓迎コンパシーズンを迎え、明治大学はWebサイトで公開している「明大SNSスタイル」に、飲酒事故防止を漫画で解説する事例集を掲載した。早稲田大学では、新入生全員に毎年アルコール体質判定セットを配布するなどの取組みを行っている。

　明治大学では、学生生活の注意点やソーシャルメディアの使用に関する注意事項を漫画で解説する事例集「明大SNSスタイル」をWebサイトで公開。第3弾は、飲酒事故の防止などついて注意を呼びかけている。「明大SNSスタイル」は、Webサイトからダウンロードして閲覧できる。明治大学は、Webサイトやサークルの手引き、学内ポータルサイトを通じて学生に周知し、積極的に理解を促していくとしている。

　飲酒事故防止のための取組みは早稲田大学でも行われている。早稲田大学では毎年、新入生全員に入学前に郵送する資料とともにアルコール体質判定「かんたんジェルパッチ」を配布している。さらに、新入生歓迎コンパが多く開催される4月は、大学周辺の都立戸山公園や高田馬場駅周辺を教職員が巡回し学生の指導にあたっているほか、学生寮では新寮生を対象としたセミナーを開催するなどの取組みを行っている。Webサイトで公開している「早稲田ウィークリー」は4月10日、これらの取組みを紹介する特集記事を掲載。学生に対して飲酒事故防止を呼びかけている。