今夜見えるか「4月こと座流星群」いつどこを見上げる?
今夜4月22日(土)夜9時ごろ極大を迎える「4月こと座流星群」。気になる観測条件や、見ごろの時間帯はどうだろうか。
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◆2017年の観測条件は?
2017年のこと座流星群は、流星の観測の障害となる月明かりの影響は少なく、極大が夜間になることから、日本における観測条件は「好条件」となっている。
なお、2009年に国際天文学連合が64の流星群の公式名称を決定した際に、こと座流星群は「4月こと座流星群」を正式名称とされた。
◆見ごろの時間帯は?
国立天文台によると、「こと座にある放射点が空高く昇る4月22日午後11時頃から翌朝までがおすすめの観察時間帯でしょう。」とのことだ。また、こと座流星群の「普段の年の流星数はそれほど多くありませんが、ときおり突発的に流星数が増加することがあります。国内では1945年に1時間あたり約90個の記録があり、海外では1922年、1946年、1982年などに流星数の増加が観測されています。」という。
◆方角は?
一瞬で流れて消えてしまう流星を捉えるために、どちらの空を見上げればよいのだろうか。星の流れる位置は一定ではないため、明確な方角を示すのは難しい。そのため、月明かりやその他の明るいものが目に入らない、暗い夜空を広く見上げるのが観測のポイントとなる。
◆気になる天気は?
気象庁が22日8時に発表した天気予報によると、22日は北海道や沖縄など一部の地域に雨の予報が出ているが、その他の地域では晴れの予報が多く観測への期待が高まる。雲の多い地域でも、遅い時間には観測のチャンスが訪れる可能性もある。春とはいえ夜の気温は下がるので、寒さ対策をしっかりして、見ごろとなる今夜11時ごろから、夜空を見上げてみてはいかがだろうか。
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