「東急線アプリ」をリニューアル…到着時間、混雑度、天気予報をすばやく表示

 東急電鉄は、スマートフォン向けの「東急線アプリ」を4月24日にリニューアル。頻繁に利用する駅をアプリのトップページに設定でき、到着時刻のほか、混雑度など利用者が使いやすいようにカスタマイズできる新機能を追加。アプリは無料。

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リニューアルする「東急線アプリ」
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 東急電鉄は、スマートフォン向けの「東急線アプリ」を4月24日にリニューアルした。頻繁に利用する駅をアプリのトップページに設定でき、到着時刻のほか、混雑度など利用者が使いやすいようにカスタマイズできる新機能を追加。アプリは無料。

 東急線アプリはこれまで、時刻表、列車の現在位置表示、運行状況、遅延証明書の取得、駅施設に関する情報などをおもな機能として提供しており、2015年10月1日から2017年3月31日まで約40万ダウンロードされている。今回、さらなる利便性向上のため、ユーザーごとにカスタマイズできるなど新機能を導入した。

 リニューアルでは、頻繁に利用する駅を「マイ乗降駅」としてトップ画面に表示し、さまざまな情報を閲覧できる新機能を追加。また、新たに「ナビタイムジャパン」と連携し、トップ画面に時刻表の表示と合わせて到着する電車の混雑度を「座れる」「混んでいる」「身動きできない」など6段階のアイコンで表示する。

 さらに、ウェザーニュースとも連携し、「マイ乗降駅」に登録した駅ごとの天気予報が閲覧できる。大雨や暴風雨、大雪が予想された場合はただちにプッシュ通知で知らせてくれるという。そのほか、東急バスとも連携し、頻繁に利用する停留所を「マイバス」として2つまで登録でき、バスが今どの辺りにいるのか3つ前の停留所まで確認できる。

 2016年8月から鉄道業界では初めて、東急線内の目的駅までの所要時間実績を表示する機能を開始しているという本アプリ。リニューアルにより、単一路線の駅間でしか検索できなかった機能を、複数路線にまたがる東急線内であれば、どの駅間でも検索可能にした。さらに検索した駅間の所要時間の直近2時間の実績値(最大7本)の推移をグラフで確認できる。

 アプリは無料だが、ダウンロードにかかる通信費は本人負担。対応OSは、AndroidはOS2.3以降、iPhoneはiOS7.0以降で、機種によっては正常に表示されない場合がある。

《田中志実》

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