海外インターンシップ、埼玉県が参加学生30名募集

 埼玉県は5月1日から6月1日、海外インターンシップに参加する学生30名程度を募集する。対象は県内在住または在学の大学生・短大生・大学院生。夏休み期間にアメリカやベトナム、フィリピンなどで実習を行い、渡航費など経費の2分の1を県が補助する。

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海外インターンシップ参加学生募集
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 埼玉県は5月1日から6月1日、海外インターンシップに参加する学生30名程度を募集する。対象は県内在住または在学の大学生・短大生・大学院生。夏休み期間にアメリカやベトナム、フィリピンなどで実習を行い、渡航費など経費の2分の1を県が補助する。

 埼玉県では、グローバルな視点を持って国内外で活躍できる若者を育成するため、「海外インターンシップ促進事業」を実施。毎年たくさんの学生から応募があるため、平成29年度は募集枠を10名程度拡大し、30名程度とした。

 実習先は、学研スタディエ、JTB関東、西武ホールディングスなど、県内13社の海外進出先企業。国や地域、業種は多岐にわたり、学生は第1希望から第3希望まで申込書に記入できる。

 対象は、外国人留学生を除く、埼玉県内に在学・在住の大学生・短大生・大学院生。過去に公的機関から経費の助成を受けて海外インターンシッププログラムに参加した経験がないことが応募条件となる。実習期間は8月から9月の2~3週間程度で、実習企業によって異なる。

 参加学生には、20万円を上限に経費の2分の1が補助される。補助対象経費は、往復航空運賃、入国査証料、海外旅行保険料、予防接種料、現地宿泊料、実習企業が指定する資料代。食費や国内の交通費などは補助対象外となる。

 応募方法は、所定の申込書(兼推薦書)に必要事項を記入し、埼玉県産業労働部産業人材育成課宛てにメールで提出する。応募には、所属大学の推薦が必要となる。募集期間は、5月1日から6月1日まで。6月上旬から下旬に書類と面接による選考が行われ、7月上旬には決定者への説明会や渡航手続きが行われる。

 なお、埼玉県のWebサイトでは、実習企業の詳しい募集情報、海外インターンシップ参加学生による報告書なども公開している。

◆埼玉県海外インターンシップ
募集期間:平成29年5月1日(月)~6月1日(木)
対象:埼玉県内に在学または在住の大学生・短大生・大学院生(外国人留学生を除く)、過去に公的機関から経費の助成を受けて海外インターンシッププログラムに参加した経験がない人
募集人数:30名程度
実習期間:8~9月の2~3週間程度
※実習企業によって異なる
実習先:13社
補助金:補助対象経費の半額(上限20万円)を補助
応募方法:所定の申込書(兼推薦書)に必要事項を記入し、埼玉県産業労働部産業人材育成課にメールで提出

《奥山直美》

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