新学期から1か月の不安に電話で相談、大阪府「すこやかダイヤル」を強化

 大阪府教育センターでは5月8日から12日にかけてを、電話相談推進週間に設定した。通常よりも電話台数や相談員を増やし、子どもや保護者、教職員からの学校生活の悩みなどの相談に応じる。

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 大阪府教育センターでは5月8日から12日までを、電話相談推進週間に設定した。通常よりも電話台数や相談員を増やし、子どもや保護者、教職員からの学校生活の悩みなどの相談に応じる。

 大阪府教育センターの「すこやか教育相談」では従来から、いじめや友人関係、学校生活、学校におけるセクシュアル・ハラスメントなどの悩みの相談に、電話や電子メール、FAXを通して応じている。具体的な被害などについては、学校や関係機関と連携しながら、事態の解決を図っている。

 電話相談推進週間は、新学年が始まり約1か月が経つ5月8日から12日までの時期は、子どもたちが学校への不適合を起こしやすく、例年相談の電話が多くなるとして設定した。期間中は電話を4台に増やし、FAX1台、電子メールとあわせて相談を受け付ける。費用は無料。

 子どもからの相談は「すこやかホットライン」、保護者からの相談は「さわやかホットライン」、教職員からの相談は「しなやかホットライン」として、電話番号および電子メールアドレスが異なる。高校中退に関する相談は「学びふたたびホットライン」で対応する。

 なお、平成29年8月8日から9月1日に第2期を予定する。大阪府教育センターでは、悩みを抱えている人は一人で抱え込まずに、一度電話してほしいと呼びかけている。

◆平成29年度 電話相談「すこやかダイヤル」推進週間 第1期
日程:平成29年5月8日(月)~5月12日(金)9:30~17:30
 ※電子メール・ファクシミリは24時間受付、後日回答
費用:無料
連絡先:大阪府のホームページもしくは画像参照

《勝田綾》

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