熱中症セルフチェック、危険度をその場で判定

 日本気象協会は、新コンテンツ「熱中症セルフチェック」を公開した。パーソナルデータから、現在の熱中症の危険度を算出し、簡易的に判定してくれる。スマートフォンなどで、外出先の熱中症危険度もその場で調べることができる。

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熱中症セルフチェック
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 日本気象協会は、新コンテンツ「熱中症セルフチェック」を公開した。パーソナルデータから、現在の熱中症の危険度を算出し、簡易的に判定してくれる。スマートフォンなどで、外出先の熱中症危険度もその場で調べることができる。

 日本気象協会では、「熱中症ゼロへ」プロジェクトを推進しており、名古屋工業大学・東北大学と共同で研究した熱中症リスクの評価技術を応用して、「熱中症セルフチェック」を開発した。

 「熱中症セルフチェック」は、個人ごとの熱中症の危険度を簡易的に診断する新しいコンテンツ。従来の気象情報に加え、「年代」「活動レベル」「現在地」を選択することで、その環境に1時間いた場合の熱中症危険度が4段階レベルで診断される。

 チェック結果では、選択内容と気象条件をもとに、発汗量や体温上昇量を算出。その環境に1時間いた場合にどのくらいの量の水分が失われるかを「コップ半分(100ml)程度」などとわかりやすく表示して、水分補給や休憩の目安を伝える。

 外出先での熱中症危険度をその場で調べられるよう、スマートフォンでも利用しやすいユーザーインターフェイスを採用。熱中症の症状や予防対策、応急処置のポイントも解説している。

《奥山直美》

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