「あいちSTEM教育推進事業」研究指定校、瑞陵など13校を選定
愛知県は5月29日、平成29年度「あいちSTEM教育推進事業」研究指定校を発表した。県立瑞陵高校や県立春日井工業高校など13校を選定。県Webサイト内に開設された「あいちSTEM教育推進事業」専用ページにて、事業の研究指定校や各事業の内容を紹介している。
教育・受験
高校生
advertisement

STEMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の4分野のこと。愛知県は「ものづくり愛知の未来を担う理数工学系人材」を育成する教育力の底上げを図るため、STEM4分野に重点を置いた事業を行う。
事業では、県立高校(普通科・総合学科、工業科、農業科)5校を「あいちSTEMハイスクール」研究指定校とし、理工系大学と連携してSTEM4分野に重点を置いた教育課程の研究開発に取り組む。
「あいちSTEMハイスクール」研究指定校は、瑞陵高等学校、大府東高等学校、半田農業高等学校、岡崎工業高等学校、豊橋工業高等学校の5校。指定期間は3年間。
また、県立高校(職業学科)8校を「あいちSTEM教育力強化事業」に指定。STEM教育に関するノウハウをもつ支援員による教材開発・授業支援を行い、職業学科のSTEM4分野の教育力を強化する。
「あいちSTEM教育力強化事業」研究指定校は、春日井工業高等学校、春日井商業高等学校、古知野高等学校、東海商業高等学校、松平高等学校、猿投農林高等学校、刈谷工業高等学校、新城高等学校の8校。指定期間は1年間となっている。
そのほか、大学・研究機関・企業などと連携し、生徒のSTEM能力の向上を図るための講座や研究発表、課題探究活動や競技大会を実施する。「あいちSTEM教育推進事業」Webサイトでは、事業概要や事業のイメージ図とともに、各指定校の研究概要を掲載している。
《黄金崎綾乃》
advertisement
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/
advertisement