文庫本や児童書ランキング、上半期ベストセラー発表…1位は?
トーハンは6月1日、「2017年 上半期ベストセラー」を発表した。総合1位には佐藤愛子氏の「九十歳。何がめでたい」、文庫総合1位には湊かなえ氏の「リバース」が入った。児童書では、「ハリー・ポッター」や「かいけつゾロリ」のシリーズがランクインした。
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「2017年 上半期ベストセラー」の集計期間は、2016年11月26日~2017年5月25日。集計ジャンルは、総合、文庫総合、単行本、新書、全集。
総合1位となった佐藤愛子氏の「九十歳。何がめでたい」(小学館)は、2016年発売の作品ながら、メディアに多く取り上げられた影響などから、37週連続でランクインした。佐藤氏の著書は同書以外も話題となり、18位には「それでもこの世は悪くなかった」(文藝春秋)も入っている。
文庫総合1位の湊かなえ氏による「リバース」(講談社)は、4月からTBSでドラマ化され、話題となっている作品を文庫化したもの。児童書では、1位に「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部(特別リハーサル版)」(静山社)、2位に「かいけつゾロリの王子さまになるほうほう」(ポプラ社)、3位に「君の名は。」(KADOKAWA)が入った。
村上春樹氏が7年ぶりに長編小説を発売したとして話題になった「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編・第2部 遷ろうメタファー編」(新潮社)は、文芸書1位にランクイン。トーハンが運営するオンライン書店「e-hon」による「2017上半期ランキング」でも、「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」が総合1位となっている。
なお、総合オンラインストアAmazon.co.jpが6月1日に発表した「Amazonランキング大賞2017上半期」によると、絵本・児童書ランキングの1位は、お笑いコンビ「キングコング」のにしのあきひろ(西野亮廣)氏によるオールカラー絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎)であった。3位には、新しいタイプの漢字ドリルとして話題の「日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル」シリーズが入っている。
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