高校生の朝食、ご飯がパンに勝利…男子を中心に支持じわり
高校生の朝食は「パン」より「ご飯」――。農林中央金庫の調査によると、東京近郊に住む高校生が普段食べている朝食はご飯がもっともも多く、パンを押さえて初めてトップに躍り出た。男子生徒を中心にご飯が支持を集めた。
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高校生を対象に食生活の調査を実施するのは2006年、12年に続いて3回目。東京や埼玉、千葉、神奈川の4都県に住む400人から回答を得た。
普段朝ご飯に食べているものを複数回答で聞いたところ、ご飯と回答した人は71%で最も多かった。過去の調査結果と比較すると、前々回が51%、前回が67%だった。徐々に支持を広げている。これまで最も人気のあったパンは、前回を3ポイント下回る70%となった。「卵料理」が50%、「牛乳・ヨーグルト」が46%と続いた。
男女別で見ると、ご飯への支持率は男子が高い。男子でご飯を選んだのは74%でパン(67%)を上回ったのに対し、女子はご飯(68%)よりもパン(73%)が多かった。
また、学校での昼食は「弁当を親に作ってもらう」が91%と圧倒的に多かった。「コンビニなど校外の店で買う」(27%)や「学校の売店で買う」(24%)は2割台にとどまった。農林中金は「食育活動などを通じて、食の安全・安心への意識が高まっているのではないか」とみる。
高校生の朝食はパンよりご飯! 男子を中心に支持じわり
《日本農業新聞》
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