平成29年司法試験短答式試験の結果、合格対象者3,937人

 法務省は6月8日、平成29年司法試験における短答式試験の結果を公表した。受験者数5,967人、採点対象者5,929人で、そのうち合格に必要な成績を得た者は3,937人。最高点は163点だった。

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平成29年司法試験短答式試験の結果
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 法務省は6月8日、平成29年司法試験における短答式試験の結果を公表した。受験者数5,967人、採点対象者5,929人で、そのうち合格に必要な成績を得た者は3,937人。最高点は163点だった。

 平成29年司法試験短答式試験の得点は、憲法50点、民法75点、刑法50点の合計175点満点。各科目において満点の40%点以上の成績を得た者のうち、各科目の合計得点が108点以上の成績を得たものが短答式試験の合格に必要な成績を得た者とされる。

 今回合格に必要な成績を得た者は3,937人で、受験者数の約66%だった。平均点は125.4点、最高点は163点。また平均年齢は32.0歳で、最高年齢が74歳、最低年齢が21歳。性別では男性が3,031人、女性が906人。

 法科大学院等別でみると、合格に必要な成績を得た者の数がもっとも多かったのは予備試験合格者で393人。法科大学院別でもっとも多かったのは、中央大法科大学院で303人。ついで、早稲田大法科大学院266人、慶應義塾大法科大学院251人、東京大法科大学院212人、京都大法科大学院181人。

 そのほか、科目別得点や合計得点の分布、得点別人員など、短答式試験結果の詳細については法務省Webサイトに公開されている。

《荻田和子》

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