ビジュアルデータで地方創生「政策アイデアコンテスト2017」
内閣府は6月13日、「地方創生☆政策アイデアコンテスト2017」の開催を発表した。地域を元気にするような政策アイデアを、高校生・中学生以下の部と大学生以上一般の部の2部門に分けて募集する。9月上旬募集開始予定。
教育イベント
高校生
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内閣府地方創生推進室では、地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」を活用した、地域を元気にするアイデアを募集する。
「RESAS」とは産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約して可視化するシステムで、日本全国の多様なデータをグラフやモデル図で見ることができる。経済産業省と内閣府地方創生推進事務局が、地方創生のさまざまな取組みを情報面から支援するために提供している。
「地方創生☆政策アイデアコンテスト」では、応募者がゆかりのある地域の現状や課題について「RESAS」を使って分析し、その解決策となるような政策アイデアの提案を募集する。高校生・中学生以下の部と大学生以上一般の部に分けての募集となる。
「RESAS」を十分に活用し地域の現状や課題を捉えているか、独自の考えを盛り込んでいるかどうか、実現に向けた現実的で前向きな提案となっているかどうかなどが審査基準となる。
審査では、全国7地域で地方予選(書類審査)を実施し、全国第一次審査により最終審査会に進む10組を決定。最終審査会でのプレゼンテーション審査を経て、各部門の地方創生担当大臣賞および優秀賞を決定する。
開催スケジュールは、応募受付期間を9月上旬から10月下旬、地方予選期間を10月下旬から11月中旬、全国第一次審査期間を11月中旬から11月下旬、最終審査会を12月中旬に予定している。募集要項など詳細については、7月ごろに「地方創生☆政策アイデアコンテスト2017」Webサイトにて公表予定。
2016年度のコンテストには、高校生以下の部から213件、大学生以上一般の部から486件の応募があり、実際に具体的な取組みにつながっている事例が出ているという。2016年度ファイナリストのプレゼンテーション資料や動画、結果報告などは「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」Webサイトにて確認できる。
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