高校生科学技術チャレンジJSEC2017、研究作品募集9/1-10/2

 朝日新聞社とテレビ朝日は、科学技術の自由研究コンテスト「第15回高校生科学技術チャレンジJSEC2017」の作品を9月1日から10月2日まで募集する。対象は高校生・高等専門学校生の個人または3名までのチーム。上位入賞者は米国で開催される国際大会へ派遣される。

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第15回高校生科学技術チャレンジJSEC2017
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 朝日新聞社とテレビ朝日は、科学技術の自由研究コンテスト「第15回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2017)」の作品を9月1日から10月2日まで募集する。対象は高校生・高等専門学校生の個人または3名までのチーム。上位入賞者は米国で開催される国際大会へ派遣される。

 高校生科学技術チャレンジ(Japan Science & Engineering Challenge:JSEC、ジェイセック)は、科学ジャンルの自由研究を幅広いカテゴリーから募集する自由研究コンテスト。理数教育の増進に資することで科学技術水準の向上を目指し、若い世代が自発的に考えて課題を解決する力を身に付けることや国際競争力のある人材を育成することを目的に開催している。

 JSECは、世界75以上の国や地域から高校生が集まり科学技術を競うコンテスト「Intel ISEF(Intel International Science and Engineering Fair、インテルアイセフ)」における日本の提携フェアに位置づけられており、上位入賞者は2018年5月に米国で開催されるIntel ISEFに派遣される。また、東京大学、大阪大学、千葉大学、神奈川工科大学、東京理科大学、慶應義塾大学、早稲田大学、立命館大学が実施するAO入試および推薦・特別選抜入試の対象コンテストにもなっている。

 応募研究内容は、Intel ISEFに準じた幅広いカテゴリーより選択できる。学術的な研究だけでなく、独創的な視点によるフィールド調査や実験リポート、実験装置の試作、製品開発などの意欲的な作品を歓迎するという。

 応募は個人または3名までのチーム単位とする。選考日程は、10月中旬から下旬にかけて予備審査、11月上旬に1次審査、12月9日と10日に東京・日本科学未来館でポスター発表によるプレゼンテーション審査となる。各分野の専門家の専門審査と企業審査委員を含めた総合審査で各賞を決定し、同会場で表彰式も実施予定。

 開催概要、応募方法などの詳細は、「第15回高校生科学技術チャレンジ」のWebサイトを確認すること。なおWebサイトでは、過去の入賞作品などこれまでの開催記録も閲覧できる。

◆第15回高校生科学技術チャレンジJSEC2017
対象:日本国内の高校生・高等専門学校生(3年生まで)
※個人または3名までのチーム
募集期間:2017年9月1日(金)~10月2日(月)
応募方法:応募フォームに必要事項を入力のうえ、Webサイトより応募する
賞:グランドアワード(文部科学大臣賞、科学技術政策担当大臣賞・科学技術振興機構賞)、特別協賛社賞(花王賞)、協賛社賞(JFEスチール賞)、主催者賞(朝日新聞社賞)、特別奨励賞(テレビ朝日特別奨励賞・花王特別奨励賞)、審査委員奨励賞(3作品)、優等賞(19作品予定)
研究内容カテゴリー:動物科学、植物科学、化学、生化学、細胞・分子生物学、微生物学、行動・社会科学、物理学・天文学、地球・環境科学、計算生物学・バイオインフォマティクス、組み込みシステム、システムソフトウェア、ロボット工学・知能機械、機械工学、材料科学、エネルギー:化学的、エネルギー:物理的、環境工学、生物医学・健康科学、生体医工学、トランスレーショナル医科学、数学

《荻田和子》

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