「Studyplus for School」リニューアル、タイムラインやカルテなど4機能実装
スタディプラスは、同社の教育事業者向け学習管理ツール「Studyplus for School」をリニューアルし、4つの新機能の提供を開始した。場所や時間にとらわれず、生徒と講師、塾職員がリアルタイムでさらにコミュニケーションを取りやすくなった。
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「Studyplus for School」は、学習管理SNS「Studyplus」の教育事業者向け学習管理パッケージ。分析ツールや管理画面を利用し、生徒がスマホで記録した学習内容を把握できる。情報を分析して授業や面談に生かし、生徒の学習サポートの質を向上させることも可能。コミュニケーション機能も搭載しているため、生徒との接点を持てる点も特徴だ。
今回のリニューアルでは、これまでどおり生徒の学習状況の定量的な可視化ができることに加え、より効率的かつリアルタイムに状況を把握するための4新機能を実装した。スタディプラスは、新機能の追加により、塾はPDCA型の学習サポートに取り組むことができるようになるとしている。
「ダッシュボード機能」は、校舎運営に関わる数値をトップページで把握できるよう機能。「タイムライン機能」では生徒の学習履歴をタイムライン形式で表示でき、職員が生徒の学習履歴に「いいね!」やコメントなどのリアクションを送信できるようになった。学習目標を設定し、実績を達成率で閲覧できる「プランニング機能」も搭載。「カルテ機能」を利用すれば、生徒の面談履歴などの情報を登録、共有できる。
これまでのテスト導入の好結果から、学研スタディエが運営する映像授業と学習管理に特化した高校生向けの新ブランド「G-ALCS(ジーアルクス)」は、「Studyplus for School」を同ブランド全校・全生徒へ本格導入するとしている。「Studyplus for School」は5月に代々木ゼミナールの全校・全生徒にも導入されている。
《佐藤亜希》
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