めざせ声の大きさマスター、LITALICOのボイトレアプリ「こえキャッチ」
LITALICOは8月9日、発達障害の子どもを支援するスマートフォンアプリシリーズの新作「こえキャッチ」の配信を開始した。コミュニケーションに必要な「声の大きさのコントロール」を楽しく学べる。価格は無料。対象は3歳から。
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LITALICOによると、発達障害の子どもの課題に特化たサポートアプリは世界的に見てもまだまだ少ない状況にある。同社は「社会課題を技術で解決する」ため、4月から発達障害のある子どもを支援するスマートフォンアプリ「ねずみタイマー」などを提供している。
新しく公開された「こえチャッチ」は、時や場所など環境にあわせて声の大きさをコントロールできるよう、声の大きさについて楽しみながら学べるように工夫したゲームアプリ。LITALICOの先生や教室に通う保護者の声をもとに作成しており、小さな子どもはもちろん大人も一緒に挑戦できる。
マイクに向かって声を出すと、果物が木から落ちてくる。指示されるボリュームに声の大きさをあわせ、課題をクリアしていくと、自分の声がどれくらい大きいか、小さいかがわかるようになる。果物は動物たちがカゴでキャッチしてくれるため、声の大小という抽象的な概念を視覚的に捉えられる仕組みだ。
ダウンロード、利用は無料。世界150以上の国と地域に向けて公開されている。対応OSはiOS、Android。
◆こえキャッチ
《佐藤亜希》
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