留学生数ランキング、協定に基づく留学トップは関外大…総数1位は?
平成27年4月1日から平成28年3月31日までに留学を開始した日本人学生について調査したところ、学生派遣数がもっとも多い大学は関西外国語大学で1,724人だった。日本学生支援機構が平成27年度の「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」内で発表している。
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調査内における「留学」の定義は、海外の高等教育機関における学位取得を目的とした教育、または研究や、学位取得以外を目的とする学習活動、実地習得などの単位取得が可能な活動のこと。調査の対象は、おもに日本と留学先の両高等教育機関おける両大学長、学部長の捺印またはサインを交わした正式文書や派遣に関わる事務文書がある留学や、交流実績や取決め、覚書などを含む「協定」などに基づく留学状況。
協定に基づく日本人学生留学状況を見ると、平成27年度でもっとも留学生を多く輩出した大学は関西外国語大学で1,724人。2位は早稲田大学で1,670人、3位は立命館大学で1,347人だった。4位以下には関西学院大学962人、同志社大学844人、名古屋外国語大学823人、慶應義塾大学792人が続く。
地域別・男女別の留学生数では、男性はアジアが最多で7,711人。ついで北米6,188人、ヨーロッパが3,840人だった。女性の最多は北米の11,619人。アジアは10,375人、ヨーロッパは7,105人だった。留学生数の男女合計54,455人のうち、男性は20,336人、女性は34,119人だった。
日本学生支援機構はこのほか、協定には基づかない留学も含め、在籍学校において把握している留学生数を含めた留学生数も参考データとして掲載している。協定に基づく留学生数と、協定に基づかない留学生数をあわせた調査結果によると、1位は早稲田大学で2,431人、2位は京都大学で2,291人、3位は立命館大学で1,892人だった。4位以下には関西外国語大学1,746人、同志社大学1,609人などがランクインしている。
《佐藤亜希》
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