2017年度「学校情報化」先進校5校・先進地域3地域が決定

 日本教育工学協会(JAET)は、日野市立平山小学校など5校を学校情報化先進校として決定した。11月24日と25日に開催される全日本教育工学研究協議会全国大会の開会行事で先進校と先進地域を表彰する予定。

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2017年度学校情報化先進校
2017年度学校情報化先進校 全 3 枚 拡大写真
 日本教育工学協会(JAET)は、日野市立平山小学校など5校を学校情報化先進校として決定し、日野市と草津市、武雄市を学校情報化先進地域として決定した。11月24日と25日に開催される全日本教育工学研究協議会全国大会の開会行事で先進校と先進地域を表彰する予定。

 JAETは、教育の情報化の推進を支援するため、学校情報化診断システムを活用し、総合的に情報化を推進した学校(小学校、中学校、高等学校)を認定する学校情報化認定事業に取り組んでいる。「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んでいる学校を称え、学校情報化優良校として認定。特に優れた取組みを行っている学校を学校情報化先進校として表彰する。また、学校情報化優良校が一定以上の割合になった地域を学校情報化先進地域として表彰する。

 学校情報化先進校として、2017年度は19校の応募があり、審査を経て5校を選定。教科指導におけるICT活用では、つくば市立春日学園義務教育学校と日野市立平山小学校、春日井市立出川小学校の3校、情報教育では大阪市立昭和中学校、校務の情報化では高森町立高森中央小学校が選ばれた。

 学校情報化先進地域として、2017年度は3つの地域から応募があり、審査を経て、日野市教育委員会と草津市教育委員会、武雄市教育委員会の全3地域が選ばれた。学校情報化優良校の割合は、日野市と武雄市が100%、草津市が90%だった。

 また、学校情報化優良校として、2017年度は大阪市立今津小学校が新たに認定された。優良校は計19校にのぼる。

 先進校5校と先進地域3地域は、11月24日~25日開催の第43回全日本教育工学研究協議会全国大会和歌山大会の開会行事で表彰される予定だ。

《工藤めぐみ》

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