小中高生、電子書籍で読みたいのは「恋愛モノ」

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ベネッセコーポレーション 進研ゼミ「電子図書館まなびライブラリー」
ベネッセコーポレーション 進研ゼミ「電子図書館まなびライブラリー」 全 4 枚 拡大写真
 ベネッセコーポレーションが運営する「進研ゼミ」の会員向けサービス「電子図書館まなびライブラリー」は、小中高生とその保護者を対象に電子書籍の利用状況や、読書を通じた変化に関する調査を実施。小学生から高校生に人気の検索ワードは「恋」「恋愛」であった。

 まなびライブラリーで実際に検索に使ったキーワードや利用に関する調査は、進研ゼミ会員である小学生22万9,101人、中学生75,535人、高校生7,595人を対象に、8月25日から9月24日のまなびライブラリー検索キーワードを学校段階別に集計した。集計結果には一部、個別の出版社・書名の一部を含む。まなびライブラリー利用者に関する調査は、8月にまなびライブラリーサイト内アンケートにて、まなびライブラリーを月1回以上使っている進研ゼミ会員小学生8,730人の回答を集計した。

 小中高生の子どもを持つ保護者に子どもの電子書籍利用経験を聞いたところ、小学生で19.2%、中学生で27.3%、高校生で33.9%と、学齢が上がるほど利用率は高まることがわかった。「読んだことがない」との回答は各学齢で50%台と半数を占めるものの、徐々に電子書籍の認知と利用度合が増えている状況がうかがえる。

 小学生から高校生が「まなびライブラリー」で実際に検索したキーワードを集計したところ、学齢問わず上位に「恋」「恋愛」のワードがランクインした。年間集計でも同様の結果となり、普段、興味があっても手に取りくいジャンルの本を電子書籍で読んでいる傾向がみられた。ついで「探偵」のワードも各学齢で上位にランクイン。「歴史」は小中学生の8位から高校生になると3位にアップし、学校の授業に役立つジャンルへのニーズも次第に高まるようだ。

 「まなびライブラリー」を利用している小学1~6年生までの子どもに「使い始めてからの変化」を聞いたところ、多くの子どもが良い変化があると感じていた。「すきな本が見つかった」78.6%、「本がすきになった」66.5%との回答のほか、「興味のあることが増えた」56.8%、「わからないことがあったら自分で調べるようになった」33.3%など、知的関心や好奇心の広がりについても良い影響があることがうかがえた。電子書籍の使い勝手の良さが子どもの読書体験を広げているようだ。

 「まなびライブラリー」は、2015年7月にスタートした「進研ゼミ」会員向けの電子書籍サービス。進研ゼミ会員は追加料金なしで約1,000冊の本と、約20本の動画が見放題となる。電子書籍は、岩波書店、講談社、共同通信イメージズをはじめとした出版社・映像会社から提供されており、学齢や時期ニーズにあった定期的なラインアップ更新を行うほか、読書履歴に合わせてお勧め本を紹介する機能などがあり、2017年8月時点で小学生から高校生まで約68万人が利用登録している。

《畑山望》

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