子どもを預けての外出、女性の約半数が「罪悪感ある」

 DeNAトラベルが発表した調査結果によると、子どもを預けて外出することに、女性の44.9%が「罪悪感を抱いたことがある」と回答した。一方、罪悪感を抱いたことがある男性は33.3%と、女性より10ポイント以上低かった。

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子どもを預ける時、誰に預けることが多いか
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 DeNAトラベルが発表した調査結果によると、子どもを預けて外出することに、女性の44.9%が「罪悪感を抱いたことがある」と回答した。一方、罪悪感を抱いたことがある男性は33.3%と、女性より10ポイント以上低かった。

 「子どもを預けてのお出かけ」に関する調査は、DeNAトラベルが20歳以上の男女603名を対象に実施したもの。調査期間は9月26日~29日。

 子どもを預ける相手は、男女とも「パートナー」もしくは「実親」が圧倒的に多く、女性1位が「パートナー」41.1%、2位「実親」40.2%、男性1位が「実親」44.7%、2位「パートナー」22.7%であった。また、「義親」は男女とも3位であったが男性18.0%に対し、女性6.6%と、男性よりも女性のほうが義親に甘えることに抵抗を持っていることがうかがえた。

 子どもを預けて外出した際に罪悪感を抱いた経験があるかを聞いたところ、男性33.3%、女性44.9%が「ある」と回答。男性は女性より10ポイント以上低い結果となった。

 子どもを預けていくことに罪悪感を覚える子どもの年齢をシチュエーション別に聞いた質問では、「買い物(1~2時間)」では男性39.4%、女性46.8%が「罪悪感がない」と回答した。「日帰り旅行」「国内旅行(1・2泊)」「海外旅行(1週間程度)」では「罪悪感がない」という回答は少ないものの、いずれも女性よりも男性の割合が高かった。

 パートナーが子どもを置いて出かける際に、イラッとした経験が「よくある・あった」は男性5.3%、女性15.2%。「たまにある・あった」は男性21.3%、女性26.9%で、いずれも女性のほうが多かった。「感謝やお願いする素振りがなく、自分だけ当たり前のように子どもを置いて出かける」という理由が多かったという。

 また、自分の子ども以外の子どもを預かったことがある人の66.5%が「また預かりたい」と回答した。「孫」を預かった人の73.0%、「甥・姪」を預かった人の70.9%が「また預かりたい」と回答している。

《外岡紘代》

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