LINE、マイナポータルの子育てワンストップサービスと連携
LINEは、内閣府が運営するマイナポータルとコミュニケーションアプリ「LINE」を連携し、子育てワンストップサービスの「サービス検索機能」を11月7日より運用開始する。対象となる市区町村はサービス当初約150団体。
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LINEと内閣府は、2017年6月15日にマイナポータル連携に関する協定締結を発表した。その後、両者で協議を重ね、今回、LINEでマイナポータルのぴったりサービスの「サービス検索機能」を運用することとなった。
「マイナポータル」は、政府が運営するオンラインサービス。子育てに関する行政手続きがワンストップでできるほか、行政からのお知らせが自動的に届く。マイナポータルを利用するためのアプリ「マイナポータルAP」はすでに10月7日にWindowsパソコンとAndroidスマートフォン向けに提供されている。マイナポータルAPを利用すれば、子育てワンストップサービス(ぴったりサービス)における電子申請を行う際、電子署名を付与できる。
子育てワンストップサービス(ぴったりサービス)は、子育てに関する手続きをはじめとした、さまざまな申請や届出を地域別に検索し、その詳細を確認できるサービス。手続きによっては、オンライン上で申請内容を送信することや、オンライン上で申請書を作成し、印刷することもできる。
ぴったりサービスの「サービス検索機能」では、マイナポータルのLINE公式アカウントを「友だち登録」したのち、子育てに関する行政サービスを検索し、ぴったりサービスに移動してマイナンバーカードを用いた電子申請が行える。対象となる市区町村はサービス当初約150団体。今後は、11月下旬を目標に対象となる市区町村の拡大を予定しており、機能の拡充も計画しているという。
ぴったりサービスの利用の流れは、まず、現在地・郵便番号・市区町村名から申請する市区町村を検索すると、該当の地区で受けられるサービス・手続きが表示されるので、どれかを選択してぴったりサービスに移動する。たとえば、保育を選択すると、保育に関する手続き申請一覧が表示され、利用したい項目を選択すると、ぴったりサービスのWebサイトに移り、手続を確認・申請することができる。
LINEは今回の取組みを通じてマイナポータル・マイナンバー制度が実現する利便性の高い公平・公正な社会基盤の構築にも協力していくとしている。
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