楽天、教育機関・企業向け「英語教育コンサルティング」スタート
楽天は、総合英語学習サービス「Rakuten Super English」において教育機関や企業・団体向けに行う英語教育コンサルティングサービスを本格的に開始した。Webサイトでは、先行導入したダイハツ工業のCS本部や同志社中学校の事例を紹介している。
教育ICT
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楽天は事業のグローバル展開拡大に伴い、2010年より社内公用語を英語にする取組みを開始。現在では、従業員のTOEIC平均スコアは830点を超えているという。
社内公用語の英語化を効率的に実現してきた経験を生かした「Rakuten Super English」は、テクノロジーを活用した実用的な英語学習や新しい学習スタイルを提案するサービス。これまでは、おもに英語学習者に向けて英語力向上を支援するツールやサービスを提供してきた。
今回、法人からのニーズが高まり、支援内容・方法を体系化。教育機関や企業・団体向けの英語教育コンサルティングサービスとして提供することになった。導入前のヒアリングから、継続学習を促す仕組み作り、プロセス管理、ゲーミフィケーションを取り入れた英語学習アプリ、目標設定や学習記録管理の支援ツール導入まで、教育機関や企業・団体の状況やニーズに合わせたコンサルティングを実施する。
サービスでは、自己学習の習慣化を支援するツール「Leaning Record」の導入を推奨。学習者の学習状況やTOEICスコアの履歴を可視化することで、学習者は個人として、組織管理者は組織全体として、目標設定や学習記録管理を効率的に行えるようになる。楽天は、これらのデータを分析し、繰り返しフィードバックを行うことで、組織全体の英語力向上を総合的に支援する。
すでにダイハツ工業のCS本部や同志社中学校などでは先行導入を実施しており、Webサイトで導入事例を紹介している。
「Rakuten Super English」は今後も、英語学習者向けのコンテンツの提供と法人向けの英語教育コンサルティングサービスの両領域において、英語学習者や英語教育関係者を支援していくとしている。
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