NTTスマイルエナジー、学校へ太陽光発電設備を無償設置
NTTスマイルエナジーは2017年12月6日、柴田工業と共同で自治体の学校施設へ太陽光発電設備を無償設置するプロジェクトを開始した。日本の再生可能エネルギーの普及と地域の防災力の強化を目指す。
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
文部科学省が実施した調査によると、2015年4月1日時点の公立小中学校における太陽光発電設備の普及率は24.6%と3割に満たない。普及が進まない要因は、自治体の予算・検討人員の不足や維持管理体制の整備が行き届かないことなどがあげられる。
そこで、NTTスマイルエナジーと柴田工業は、日本の再生可能エネルギーの普及と地域の防災力の強化を目的に、学校施設への太陽光発電設備の設置を進める。まずは、2018年3月末までに要望のあった自治体に対して、太陽光発電設備設置に向けた説明と事業面の検討などを行い、順次設置を進めていく。
太陽光発電設備を無償で設置するプロジェクトに参加すると、自治体は「災害時の避難所における自立電源の確保」「初期投資やメンテナンス不要」「税収や賃料収入の拡大」のメリットがあるという。
NTTスマイルエナジーは発電所の運営と資金調達を行い、柴田工業は太陽光発電設備の設計・施工と運用保守を行う。
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