プログラミング教育推進を強化、未来の学びコンソーシアム新事務局発足

 文部科学省、総務省、経済産業省は平成29年12月26日、プログラミング教育推進体制を強化するため、3月に設立した「未来の学びコンソーシアム」推進体制の強化すると発表した。

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 文部科学省、総務省、経済産業省は平成29年12月26日、3月に設立した「未来の学びコンソーシアム」推進体制の強化を発表した。おもに平成32年度(2020年度)から必修化される小学校でのプログラミング教育を円滑に実施するため、3省で文部科学省内に「未来の学びコンソーシアム」事務局を立ち上げ、「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進本部および「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進チームを設置する。

 文部科学省、総務省、経済産業省は2017年3月、プログラミング教育の普及・促進のため、教育・IT関連の企業・ベンチャーなどと協働し「未来の学びコンソーシアム」を設立した。関係業界との連携、体制を強化するため、今後は「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進本部「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進チームを設置し、取組みの加速化を推進する。これまで事務局を担ってきたICT CONNECT 21に代わり、「未来の学びコンソーシアム」新事務局は同本部・推進チームが担う。

 運営協議会委員座長はフューチャー代表取締役会長兼社長グループCEOの金丸恭文氏、副座長は東京工業大学学長相談役・名誉教授の清水康敬氏。運営協議会委員にはサイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏、CANVAS理事長の石戸奈々子氏、情報サービス産業協会(JISA)副会長の島田俊夫氏ら19名が並ぶ(座長・副座長含む)。体制の強化にあわせ、これまで事務局を担ってきたICT CONNECT 21の赤堀会長は運営協議会委員に加わった。「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進チームには、学校現場に詳しい学識経験者として堀田龍也東北大学教授がチームアドバイザーとして就任予定。

《佐藤亜希》

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