使い捨てカイロは利用してよい?
1月12日午前11時時点の気象庁発表によると、センター試験当日の天気や気温は、東日本と西日本の日本海側を中心に13日にかけて大雪となるところがあるほか、首都圏を含め、最高気温・最低気温ともに全国的に平年並か平年より低い。受験中はコートの着脱や座布団、ひざ掛けの利用が認められており、寒すぎる、暑すぎる場合は自身の判断で体温調整を行いたい。
使い捨てカイロも防寒具のひとつ。大学入試センターによれば、使い捨てカイロの利用を希望する場合は、あらかじめ試験教室の監督者に申し出れば問題ない。ただし、使い捨てカイロの柄や諸条件によっては利用が認められない可能性もあるため、持ち込む際にはなるべく無地の使い捨てカイロを用意しよう。
頭痛薬や下痢止め、薬は服用してよい?
大学入試センターによると、机の上には置けないが、試験中に腹痛や頭痛などにみまわれ薬を服用したい場合はその場で挙手し、試験監督者の許可を得た場合においてのみ服用できる。錠剤や粉薬を水で飲む際は、ペットボトルのラベルははがしておくことが望ましい。なお、薬の服用と異なり、ティッシュペーパーの利用、ひざ掛けの折りたたみなどは逐一、申し出る必要はない。目薬は机の上に置いておけるものに含まれている。
コートの着脱、自由に行ってよい?
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画像:実際に2017年度の大学入試センター試験で見られた先輩受験生の服装
着用が認められているコート類の上着だが、英文字や地図などがプリントされている場合には脱ぐよう指示される場合もある。なお、コートの着脱は特に事前の申し出や試験中に挙手する必要はない。ただし、試験中に何度も脱ぎ着を繰り返したり、その際に後ろの席を振り返るなど、不正行為と認められないよう配慮する必要がある。
控室や昼食を取る場所は必ずある?
大学入試センターは試験会場となる大学などに向けた入試説明会の際、なるべく受験生が待機できる控室を設けるよう呼びかけているという。しかし、会場によっては施設の都合上、対応できない場合もあるため、試験会場に控室があるか、昼食を取る場所はあるかなどについては受験票に記載されている「問合せ大学」に確認するのが正確だ。
試験会場によってはWebサイトで受験生に向けた案内を設け、控室や昼食場所の有無を明示している。大学Webサイトトップページで受験生に向けた案内を掲載している大学も多いため、一度閲覧してみるとよいだろう。
リセマムでは本記事にあわせ、「【センター試験2018】英文字プリント服はNG…利用できる所持品や服装は?」で持込みや利用が可能な持ち物について再掲している。不正行為にあたる持ち物の注意も掲載した。大学入試センターが発表する資料とあわせて利用いただければ幸いだ。