千葉県立中央博物館が「チバニアン」誕生に向けた講演会、申請チーム代表も登壇

 千葉県立中央博物館は平成30年3月18日、市原市市民会館大ホールにて講演会「誕生なるか!チバニアン」を開催する。「チバニアン」誕生に向けて、その意義や重要性について、申請チームや県立博物館の研究者が講演。定員は1,300人、当日先着順で入場できる。

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千葉県立中央博物館講演会「誕生なるか!チバニアン」―千葉の名前が地球の歴史に―
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 千葉県立中央博物館は平成30年3月18日、市原市市民会館大ホールにて講演会「誕生なるか!チバニアン」を開催する。「チバニアン」誕生に向けて、その意義や重要性について、申請チームや県立博物館の研究者が講演。定員は1,300人、当日先着順で入場できる。

 地球の歴史「地質年代」を分ける指標の場所(国際標準模式地:GSSP)となる可能性が高まる、千葉県市原市田淵の地層。第四紀更新世の前期と中期の境目とされている、地磁気(地球が持つ磁気)が逆転した境界がよくわかる地層で、模式地にもっともふさわしい場所として注目されている。正式に認定されれば、約77万年前から12万6千年前までの時代が「チバニアン(千葉の時代)」とよばれ、「千葉」の名が地球史に刻まれることとなる。

 講演会は、多くの人に地球の歴史や大地の成り立ちへの関心を深めてもらい、「チバニアン」誕生までの機運を高めることを目的に開催される。当日は、チバニアン申請チーム代表である茨城大学教授の岡田誠氏、千葉県立中央博物館の主任上席研究員である高橋直樹氏、千葉県立中央博物館の主任上席研究員で申請チームメンバーの奥田昌明氏が登壇。「チバニアン」の誕生に向けて、その意義や重要性について講演を行い、詳しく解説していく。

 参加の際は事前申込み不要。定員は1,300人で、当日先着順に受け付ける。内容についての問合せは、千葉県立中央博物館まで。

◆講演会「誕生なるか!チバニアン」―ちばの名前が地球の歴史に―
日時:平成30年3月18日(日)13:00~16:30 12:30開場
会場:市原市市民会館大ホール(千葉県市原市惣社1-1-1)
入場料:無料
定員:1,300人(当日先着順・事前申込み不要)

《黄金崎綾乃》

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