「スーパーグローバル大学創成支援事業」中間評価、筑波大・名古屋大など6大学が最高評価
文部科学省は平成30年2月28日、平成26年度採択「スーパーグローバル大学創成支援事業」の中間評価についてWebサイトに公開した。37大学のこれまでの取組状況について、5段階で評価したもの。
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文部科学省
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「スーパーグローバル大学創成支援事業(Top Global University Project)」は、高等教育の国際競争力を向上させ、グローバル人材の育成を図ることを目的に、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や国際化を牽引するグローバル大学を重点支援しようと、平成26年度(2014年度)から実施されている支援事業。世界ランキングトップ100を目指す力のある大学を「タイプA(トップ型)」、グローバル化を牽引する大学を「タイプB(グローバル化牽引型)」として、計37件(大学)の事業を採択している。
平成30年2月22日の中間評価結果総括を見ると、SからDの5段階評価のうち、最高にあたるS評価を獲得したのは、全体の16%にあたる6件。それぞれ、タイプAでは筑波大学と名古屋大学が、タイプBでは豊橋技術科学大学、国際基督教大学、上智大学、創価大学が優れた取組状況にあり、事業目的の達成が見込まれると評価されている。
最低評価のDはなかった。A評価は全体の68%にあたる25件、B評価は16%にあたる6件。評価に値し、特色のある取組みとしてあげられているのは、学長主導によるマネジメント体制の強化や、国際共同学位プログラムの展開、入試改革をとおした国際的評価向上への取組みなど。
中間評価結果の統括や詳細は、日本学術振興会Webサイト内の「事業のご案内 スーパーグローバル大学創成支援事業」で閲覧できる。
《佐藤亜希》
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