■あらすじ 僕はふつうの男の子。ただし、顔以外は。
オーガストこと“オギー”は10歳の男の子。幼いころからずっと母イザベルと自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて小学校へ通うことになる。クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見から、じろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同級生たちが徐々に変わっていく…。
■『ルーム』で注目を集めた天才子役ジェイコブくんが主演!
本国・アメリカでスマッシュヒットとなった本作。主人公の生まれつき特別な顔つきをもつ少年オーガストこと“オギー”を演じるのは、『ルーム』(15)で一躍世界中から注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。本作では、外見に生まれつきの障がいを抱えるという難しい役どころを熱演。彼のメイクを担当したチームは、第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング部門にノミネートされている。
また、母親のイザベル役には『プリティ・ウーマン』『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツ、父親・ネート役には『ミッドナイト・イン・パリ』『マイ・ファニー・レディ』のオーウェン・ウィルソンといった実力派俳優が揃った。
R・J・パラシオによる世界的ベストセラーを脚色し、メガホンをとったのは、2012年、自らの小説を映画化した『ウォールフラワー』で、心に傷を抱えた思春期の青年の揺れ動く心情を繊細なタッチで描いたスティーブン・チョボスキー。さらに、昨年メガヒットを記録した実写版『美女と野獣』スタッフが集結し、主人公・オギー自身の視点や彼を取り囲む人々の視点など、さまざまな角度から見えてくるドラマを紡ぎ出した。
■オギー、登校初日ドキドキの学校デビュー
このたび、公開決定とともに到着したのは、登校初日でドキドキのオギー(ジェイコブ・トンブレイ)と、そんな彼を温かく勇気づける母・イザベル(ジュリア・ロバーツ)の姿を捉えたメイン写真。オギーの学校デビューを迎え、家族みんなで校門の前までオギーを見送るシーンだ。
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「学校が終わるころ、ここで待ってる。大好き」と告げる母親のイザベルに「僕も」と返すオギー。誰にも顔を見られないように宇宙飛行士のヘルメットで顔を隠して校門まで来たオギーを、イザベルは勇気づけようと「あとでね」と優しく手を握る。そして、いよいよそのヘルメットを取って、自分がこれから学校生活を送る教室へと勇気を振り絞って向かうオギー。これから彼はどんな学校生活を迎えることとなるのか。オギーの不安や、その姿を見守るイザベルの愛が垣間見える1枚となっている。
それぞれの個性を尊重し、思いやり、受け入れることの大切さを描いた物語。笑いあり、涙あり、誰もがきっと幸せな気持ちになれる感動作が日本に上陸する。
『ワンダー 君は太陽』は6月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。