【高校受験2018】兵庫県公立高入試<国語>講評…難化・合格点予想
平成30年3月12日(月)、平成30年度(2018年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「国語」の講評を掲載する。
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◆兵庫県<国語>講評(開成教育グループ 提供)
問題構成は大問5題で昨年度から変化はない。小問数は昨年度の40問から36問に減少したが、現代文の読解問題が2問、漢字が1問、漢文が1問それぞれ減少している。
内容を見ると、大問1が実用的な国語力や国語知識を問う問題になっているが、昨年は小問集合であったのが、今年度は手紙の下書きを推敲することに関連した一まとまりの問題になっている。大問2の漢文および、大問3の古文は、昨年度よりやや長い文章が出題されたので、少し難しく感じた受験生もいるかもしれない。読解問題では、今年度も記述問題は出題されていないが、大問4の小説、大問5の論説文ともに、内容理解の選択問題の小問数が増えており、問題の難易度は上昇している。以上の変化から、全体的には昨年度より難化していると言える。中堅校~上位校の合格点は、60点~70点と推測される。
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このレポートは平成30年3月13日(火)に開成教育グループが作成したもの。
協力:開成教育グループ
《編集部》
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