未来の学びコンソーシアム、プログラミング教育実施例検索を提供

 文部科学省、総務省、経済産業省が展開する「未来の学びコンソーシアム」は平成30年3月30日、平成29年3月に公開したWebサイト「未来の学びコンソーシアム」をリニューアルした。事例の検索機能を新設した。

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小学校を中心としたプログラミング教育ポータル  Powered by未来の学びコンソーシアム
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 文部科学省、総務省、経済産業省が展開する「未来の学びコンソーシアム」は平成30年3月30日、平成29年3月に公開したWebサイト「未来の学びコンソーシアム」をリニューアルした。プログラミング教育の実施事例に関する情報を、分類別に検索できる機能を備えた。

 「未来の学びコンソーシアム」は、文部科学省、総務省、経済産業省主導のもと、官民でプログラミング教育を普及・推進していくことを目的に、平成29年3月9日に設立された。ポータルサイトや総会などで情報発信を行ってきたところ、設立から約1年にあたる平成30年3月30日にはポータルサイトを「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル  Powered by未来の学びコンソーシアム」にリニューアルした。

 新しいポータルサイトでは、教育現場がプログラミング教育を実施しようとする際に参考となるプログラミング教育の実施事例を、A分類からF分類の分類に分けて掲載。学年や教材タイプによる検索機能を設けた。順次は情報を公開される見込み。

小学校段階のプログラミングに関する学習活動の分類(例)
画像:小学校段階のプログラミングに関する学習活動の分類(例)

 小学校段階のプログラミングに関する学習活動の分類は、「A:学習指導要領に例示されている単元等で実施するもの」「B:学習指導要領に例示されてはいないが、学習指導要領に示される各教科等の内容を指導する中で実施するもの」「C:各学校の裁量により実施するもの」「D:クラブ活動など、特定の児童を対象として教育課程内で実施するもの」「E:学校を会場として実施するが、教育課程外のもの」「F:学校外でのプログラミングの学習機会」の6つ。

 「未来の学びコンソーシアム」は今後、事例の追加を行うとともに、検索機能の強化や教材情報・研修情報の検索機能の追加など、情報発信を強化していくとしている。

《佐藤亜希》

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