インターネット・リテラシーテスト、高校生の正答率は68.8%
総務省は平成30年4月20日、「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表した。青少年のインターネット・リテラシーを可視化するテストの結果、正答率は68.8%と平成28年度をやや上回った。
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総務省は、インターネット・リテラシー向上施策の重要性に鑑み、この施策を効果的に進めていくため、平成23年度に青少年のインターネット・リテラシーを可視化するテスト(ILAS)を開発し、平成24年度より全国の高等学校1年生相当を対象に実施してきた。平成29年度は95校・約1万7,200人と対象校・人数を大幅に増やし、インターネットなどの利用状況に関するアンケートと青少年のインターネット・リテラシーを測るテストを実施した。
インターネット・リテラシーを測るテストの正答率は68.8%で、平成28年度の67.2%より1.6ポイント上回った。性別にみると、「男性」66.5%、「女性」71.1%と女性の正答率が高く、特に「不適正利用リスクへの対処能力」で女性が男性を5.6ポイント上回り、もっとも差が大きかった。学校の所在地区分別では正答率に大きな差は見られなかった。
テストの分野別にみると、「不適切利用リスクへの対処能力」の正答率は79.4%と相対的に高く、利用料金や時間の浪費に配慮した利用はできる。しかし、「不適正取引リスクへの対処能力」56.4%や「プライバシーリスクへの対処能力」62.3%は正答率が相対的に低く、電子商取引やプライバシー保護への対処などが弱点だった。
アンケートの結果、青少年の96.2%がインターネット接続機器としてスマートフォンを保有しており、青少年の91.7%がインターネットに接続する際、もっともよく利用する機器としてスマートフォンをあげた。
フィルタリングについて、青少年の72%が肯定的に捉えており、フィルタリングを肯定的に捉えている青少年のうち、50.7%の青少年がフィルタリングを利用していた。一方、フィルタリングを「使いたいサイトやアプリを利用できなくする邪悪なもの」と否定的に捉えている青少年のフィルタリング利用率は35.5%、「フィルタリングをそもそもよく知らない」と回答した青少年のフィルタリング利用率は17.5%と低かった。
また、インターネットの利用について学校でのルール、家庭でのルールがある青少年の方が、ルールがない青少年に比べフィルタリング利用率が高かった。フィルタリングの利用率は、「学校のルールがある」46.6%、「学校のルールがない」41.5%、「家庭のルールがある」53.6%、「家庭のルールがない」36.2%だった。
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