文科省「データ関連人材育成プログラム」6/8まで公募

 文部科学省は平成30年5月9日、平成30年度「データ関連人材育成プログラム(D-DRIVE)」の公募を開始した。支援金額は4千万円程度。5月16日に公募説明会を行い、6月8日に公募を締め切る。

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 文部科学省は平成30年5月9日、平成30年度「データ関連人材育成プログラム(D-DRIVE)」の公募を開始した。支援金額は4千万円程度。5月16日に公募説明会を行い、6月8日に公募を締め切る。

 「データ関連人材育成プログラム(Doctoral program for Data-Related InnoVation Expert:D-DRIVE)」は、AIやIoT、ビッグデータ、セキュリティなどのデータ関連技術を高度に駆使する人材について、発掘・育成・活躍促進する企業や大学などの取組みを支援するもの。

 事業スキームとして、代表機関がデータ関連人材の雇用を希望する複数の企業や大学など他機関とコンソーシアムを形成。コンソーシアムが博士課程学生・博士号取得者らを募集・選定し、連携機関の協力を受けながら、データサイエンスなどのスキルを習得させるための研修プログラムを開発・実施する。

 支援拠点は1~2拠点程度、支援金額は4千万円程度(補助率2分の1)、事業期間は最大8年間(補助対象期間は5年間)。研修対象人数は1拠点あたり年間70人程度とする。

 平成30年5月9日に公募を開始し、5月16日午後3時から午後4時に文部科学省で公募説明会を行う。公募締切りは6月8日午後5時。審査は6月中旬から7月中旬、選定結果の通知・公表は7月中旬、交付申請は7月下旬、交付決定は8月に行う。

 なお、平成29年度は東京医科歯科大学と電気通信大学、大阪大学、早稲田大学の4機関が選定された。

《工藤めぐみ》

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