大学入学共通テスト、プログラミングなど情報科目の導入を検討
政府は次期学習指導要領を踏まえ、平成36年度以降の大学入学共通テストに、プログラミングなどの情報科目の導入を検討する。IT人材育成に繋げるのが狙い。平成36年度以降の方針については、平成33年度を目途に策定・公表予定。
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大学入学共通テストは、大学入学希望者を対象に、高等学校段階の基礎的な学習の達成の程度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握するテスト。大学入試センター試験に代わり、平成33年度入学者選抜より導入される。
次期学習指導要領で高等学校の教科・科目が抜本的に見直されることから、平成36年度以降は教科・科目の簡素化を含めた見直しを図る。平成36年度以降の方針については、平成33年度を目途に策定・公表予定。
平成34年4月1日に施行される新高等学校学習指導要領では、情報科の科目を再編し、すべての生徒が履修する「情報I」を新設し、プログラミングやネットワーク(情報セキュリティを含む)、データベース(データ活用)の基礎内容を必修とする。また、データサイエンスなどに関する内容を充実させる。
政府は、大学入学共通テストの情報科目導入を含めたIT人材育成について、未来投資会議の中で検討を進めていくとしている。
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