2017年12月に大塚製薬が実施した「子どもの食生活に関する調査」によると、親子で過ごす時間が短い家庭ほど食事や栄養に関する話題が少ない傾向にあることが明らかになった。また、多くの親が「子どもと一緒に栄養について話したり料理をしたい」と考えているとともに、「知識不足で栄養バランスが整っているのか不安」と答えているという。
「おいしいおえかき Sketch Cook」は、これまで栄養補助食品の開発や食育活動を行ってきた大塚製薬が、親子でコミュニケーションをとりながら遊び感覚で楽しく、正しい食生活や栄養について学べる機会を提供したいという思いから開発されたという。アプリケーション開発には、Googleが提供する機械学習の技術を採用し、楽天が運営する料理レシピサイト「楽天レシピ」の保有データを活用している。
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画像:遊び方
遊び方は、まず子どもが描いた料理の絵をカメラで撮影。画像を通じてメニューを判別し、実物の料理に近い画像へと変身させる。さらに、その料理のレシピと適切な栄養バランスを補完する食べ合わせメニュー「なかま」のレシピが提案される。おえかきを通して子どもが楽しく食や栄養について学べるとともに、親子で料理を作ったり食生活や栄養の話をするきっかけになるという。
GoogleのAIテクノロジー技術は、画像認識アルゴリズムで描いた絵を認識して料理の種類を判別・分類。画像生成技術で手書きの絵を写真のようなリアルな画像に変身させ、さらに画像解析システムで最適なレシピを提案。一連の認識・解析を高速に処理し、子どもたちにストレスのない楽しい体験を提供するために、システム構築にはGoogleが企業・開発者向けに提供するクラウドサービスを採用しているという。
大塚製薬は今後「おいしいおえかきSketch Cook」を通じて、家庭内だけでなく全国の自治体などとも連携しながら、次世代を担う子どもたちに食事と栄養の大切さを広めていくという。
◆「おいしいおえかき Sketch Cook-A nutritious experiment with Google」概要
配信開始:2018年5月18日(金)
ダウンロード推奨環境:iOS10以上、Android5以上