テーマは家族の絆、映画「Mr.インクレディブル」最新作8/1公開

 ディズニー/ピクサー映画『Mr.インクレディブル』の最新作となる『インクレディブル・ファミリー』が、2018年8月1日(水)より公開。アニメ!アニメ!では今回、Mr.インクレディブルとして数々の悪を成敗してきたパパ・ボブを悩ませる“子どもたち”を紹介する。

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『インクレディブル・ファミリー』(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『インクレディブル・ファミリー』(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved. 全 2 枚 拡大写真
ディズニー/ピクサー映画『Mr.インクレディブル』の最新作となる『インクレディブル・ファミリー』が、8月1日(水)より公開。アニメ!アニメ!では今回、Mr.インクレディブルとして数々の悪を成敗してきたパパ・ボブを悩ませる“子どもたち”を紹介する。

本作は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』のピクサー・アニメーション・スタジオが贈る、長編アニメーション作品20作目という記念すべき作品。
スーパー・パワーを持ったヒーロー家族の素晴らしき“フツー”な日常と、悪と戦う“ヒーロー”という非日常を、壮大なスケールと絶妙なユーモアで綴る一家団結アドベンチャーとなっている。
今作では、イラスティガールとしてヒーロー活動をすることになった母・ヘレンの活躍や、彼女に代わり“イクメン”となったボブの奮闘などが描かれる。


Mr.インクレディブルとして数々の悪者と闘ってきたボブだったが、今作では“子育て”に悪戦苦闘。
ボブを困らせまくる思春期真っ只中な子どもといえば、まず球体上のバリアを張る能力と自身の姿を透明にする能力を持つ“鉄壁バリアガール”、長女のヴァイオレット。

ヴァイオレットの能力については、自分に自信がないから隠れたい、他人との間に心の壁を感じるといった多感な10代の特徴をスーパー・パワーとして描いたものだ。
透明になる能力に象徴されるように内気で繊細な性格だった彼女は、前作での淡い恋とヒーローとしての活躍を通して成長、明るい笑顔を見せるようになった。
しかし、本作で“ある出来事”がきっかけで、パパに対してイライラが募ってついに爆発してしまう。

続いて、“時速300kmのスーパーランナー”長男のダッシュ。ブラッド・バード監督が「10歳の子はエネルギーに満ちあふれている。他の人より2倍の速さで動き、面白いことがなければすぐに飽きてしまう」と語る特性そのままのダッシュは、そのエネルギーを上手く発散できずに不満たっぷり。
姉に口うるさく注意されたり、晩御飯が野菜だらけなことに文句を言ったり、宿題の数学を教えてと頼んだパパは解き方を知らないなど、日常生活のあらゆることに不満やストレスを感じてばかりいる。

しかし、そんな子どもたちも家族の危機になると一家団結。嫌なことだらけで不満が溜まっているにも関わらず、家族のために戦うという、愛に満ちた“家族の絆”が一層強く描かれている。

ヘレンの代わりに家を守るボブの頑張る姿に、子どもたちの心が動かされる姿が繊細描かれ、そこが見どころとなっている本作。
ボブは父親として思春期の子どもたちと向き合い、そんな子どもたちは不満ばかりだけど、何よりも家族が大好きという気持ちが強い。
こういった誰しもが経験、感じたことのあるシーンに共感ポイントが散りばめられている。

是非劇場に足を運び、自分だけの共感ポイントを見つけていただきたい。

『インクレディブル・ファミリー』は、8月1日より全国ロードショー。

(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

「インクレディブル・ファミリー」あの最強子どもたちが“思春期”突入! 家族の絆が見どころに

《米田果織》

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