保護者らの質問にAIが24時間自動で回答…長野県塩尻市
長野県塩尻市は2018年9月26日、AIによる24時間自動応答システム「学校チャットボット」の運用を開始した。仮想の「しおじり先生」が、授業や教科書、学校生活など、塩尻市の小中学校に関係する保護者などからの質問に24時間自動で回答する。
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チャットボットとは、質問を入力すると24時間自動で回答するシステム。AIが質問の意図を分析して回答を表示する。塩尻市では、保護者の利便性向上、教育委員会や学校の働き方改革を目的にチャットボットを導入。ICTを活用した学校教育推進のために塩尻市教育センターが運営するWebサイト「げんばねっと」で9月26日から公開している。
Webサイト「げんばねっと」では、「しおじり先生に聞いてみよう!」というチャット画面が表示されており、質問を自由に入力することができる。チャットボット「しおじり先生」が回答できる質問例は、「インフルエンザになった場合、いつから登校できますか?」「塩尻市の英語教育の特徴は?」など多岐にわたる。
「子どもがスマホばかりいじっていて悩んでいます」という質問に対しては、「学校では、SNS被害やネット依存などについて注意喚起をしています。ご家庭でもスマホやネットに関するルールを話し合いましょう」と回答。家庭でのルール作りや困ったときの「24時間子どもSOSダイヤル」についても情報提供してくれる。
ブラウザは、グーグルクローム、マイクロソフトエッジ、Mozilla Firefox、Operaなどに対応しており、スマートフォンでも見ることができる。インターネットエクスプローラーでは閲覧できない。
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