Progate、CoderDojo Japanと提携…法人プラン無料提供開始
Progateは2018年10月29日、子どもの自発的なプログラミング学習を支援する「CoderDojo(コーダー道場)」の日本法人「CoderDojo Japan」との提携を発表。11月1日より、全国156か所以上の道場にプログラミング学習サービス「Progate」の無料提供を開始する。
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
CoderDojoは、7歳から17歳の子どもを対象にした無料かつオープンなプログラミング道場。「CoderDojo憲章」に同意すれば誰でも道場を立ち上げて独自に運営することができ、2011年にアイルランドで始まって以降現在は100か国・1,900以上の道場が開設されている。日本では2016年頃からめざましく増加し、現在道場数は156か所以上、参加者数は延べ1万5,000人以上にのぼるという。
一方、2014年創業のProgateは、世界一わかりやすいプログラミング教材を世界中に届けることを目指してプログラミング学習サービス「Progate」を展開。手間のかかる環境構築が不要で、ブラウザ上でプログラミング学習ができるシステムが支持され、国内外で53万人以上のユーザーが登録している。
両社は、2018年6月から3か月間、4か所の道場でプログラミング学習サービス「Progate」のWeb版とアプリ版のコンテンツがすべて利用できる「法人プラン」の無料提供を試験的に実施。小学生向けプログラミング教育として広く使われるビジュアルプログラミング言語「Scratch」以外の教材が不足していたCoderDojoの参加者に、新たな学習機会を提供できるとして評価された。
こうした結果を受け、この度、子どもたちの可能性を拡大し、プログラミング教育の普及とIT人材育成に貢献することを目的に提携を実現。Progateは「単なる協賛ではなく、Scratchからその先となる子どものプログラミング学習の流れを作っていくための鍵となる活動と考えております」とコメントしている。
Progateは提携をもとに、11月1日よりProgateのサービス利用を希望する全国のCoderDojoすべてに各15人分の法人プラン無料クーポンを1年間提供。1年後は再度希望調査を行い、基本的には提供を継続する予定だという。
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