【中学受験2019】【高校受験2019】千葉県立中の出願倍率、公立高の隣接県協定変更点

 千葉県教育委員会は2018年11月22日、2019年度県立中学校の入学志願者数を発表した。各校の募集定員80名に対して、出願者数は千葉中学校677名、東葛飾中学校927名であった。また、2019年度公立高校入試に関して「隣接県協定(学区の特例)」の変更点も公表した。

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 千葉県教育委員会は2018年11月22日、2019年度県立中学校の入学志願者数を発表した。各校の募集定員80名に対して、出願者数は千葉中学校677名、東葛飾中学校927名であった。また、2019年度公立高校入試に関して「隣接県協定(学区の特例)」の変更点も公表した。

 千葉県県立中学校は、2018年11月21日に入学願書の受付を締め切った。同日午後3時現在の入学志願者数は、千葉中学校が募集定員80名に対して、男子372名、女子305名の合計677名。出願倍率は8.46倍と、前年度同時期と比べて0.57ポイント減となった。

 一方、東葛飾中学校は募集定員80名に対して、男子474名、女子453名、合計927名が出願した。出願倍率は11.59倍と、前年度同時期と比べて1.34ポイント上昇した。

 なお、両校とも募集定員は男女同数を基本とする。今後は、一次検査を12月8日に行い、結果を12月20日に発表。二次検査は2019年1月26日に実施し、入学許可候補者を2月1日午前9時に発表する。

 このほか、千葉県教育委員会は11月22日、公立高校の出願に関する「隣接県協定(学区の特例)」について、2019年度からの変更点を公表した。千葉県から茨城県の定時制課程普通科に入学できる生徒数に新たに制限を設定。「定時制課程普通科の午前の部・午後の部それぞれの募集定員の30%以内」と定める。

 また、埼玉県から志願できる千葉県の隣接地域および高校名に松戸市立松戸高校普通科を追加。千葉県から志願できる茨城県の学校・学科等における潮来高校の学科名を変更し、鹿島高校のコースを廃止する。

 「隣接県公立高等学校入学志願者取扱協定」は、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県の各教育委員会が、隣接県の県立高校および市町村立高校への入学志願者の取扱いについて定め、締結しているもの。千葉県教育委員会では、隣接する茨城県と埼玉県の教育委員会との間で、互いの隣接学区内の公立高校に出願できるように協定を結んでいる。

《奥山直美》

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