「Windows 7」のサポート終了まで1年、IPAが注意を呼びかけ
IPAは、「複数の Microsoft 社製品のサポート終了に伴う注意喚起」を2019年1月10日に発表した。
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
一般的に、サポートが終了すると、以降は新たな脆弱性が発見されても、ベンダによる修正が行われなくなる。このため、脆弱性を悪用した攻撃による情報漏えいや、意図しないサービス停止などの被害を受ける可能性が高くなる。
IPAでは、JVN iPediaに登録されたWindows7の脆弱性(合計124件)のうち、29%(36件)、Windows Server 2008、2008R2の脆弱性(合計123件)のうち、28%(35件)がもっとも深刻度の高いレベル3であったことを示し、サポート後も脆弱性が発見される可能性高いとしている。
サポートが終了したOS上で稼動するサードパーティー製ソフトウェアも同様であり、OS製品のサポート終了後に発見された脆弱性に関する情報は公表されず、修正や機能改善のためのアップデートも行われなくなるため、更新の実施などを呼びかけている。なお、JVN iPediaに登録されたOffice 2010の脆弱性(合計34件)のうち、レベル3は82%(28件)となっている。
「Windows 7」のサポート終了まで一年、注意を呼びかけ(IPA)
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )@ScanNetSecurity》
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