ペーパーレス化が進む現代、大学4年間の平均プリント枚数は?
大学生活における平均プリント枚数は7,630枚で、目的別では「授業で出された課題」が最多であることが、2019年2月7日にエプソン販売が発表した「大学4年間のプリント実態調査」の結果より明らかとなった。
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大学4年間のプリント実態調査は、セイコーエプソングループの2017年度・2018年度新入社員を対象に実施したもの。2018年6月に調査を実施し、142名の有効サンプルを得た。
調査の結果、大学4年間での平均プリント枚数は7,630枚で、ペーパーレスの流れが進む現代でも、依然として高いプリント需要のあることがうかがえる結果となった。プリントする目的別では、「授業の課題」2,944枚が最多で、「卒論」1,751枚、「レジュメ」1,048枚、「ゼミ」798枚、「レポート」556枚などが続いた。また、文系と理系とで大学4年間の平均プリント枚数に違いがあるのか調査したところ、文系が7,463枚、理系が7,920枚と、僅差で理系が上回った。
プリントに関しての困りごとについて聞いたところ、「学内設置の共有プリンターが混雑して待たされる」が32%で最多。そのほか、「カラーで印刷したいのに、我慢してモノクロで印刷したことがある」26%、「自宅のプリンターのインクがすぐなくなってしまって困った」24%などが続いた。共有プリンターが設置されている学校の多くは、「年次ごとに無料でプリントできる上限枚数が決められている」「プリントは1枚からでも有料」など、利用に制限があるようで、共有プリンターを使用するために時間や枚数、カラーの制限などをうけて困った経験をもつ意見が多くあがった。
コピーの利用についても調査したところ、プリンターのコピー機能を利用した経験がある学生は95.3%。コピーする目的は「参考文献」が最多で、そのほか「講義プリント」「テスト過去問」「ノート」「教科書」の順に多かった。
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